立退きについて②

It's been a hard day's night

And I've been working like a do

な～んてことは特にないけど、丸太のように寝るのは得意な井浦です。

髭は剃りました。

また面倒だから放置するんだけど。

さて、表題にもあるように、今夜は立ち退きの続編にしようと思います。

前回はコチラ。

まず結論から言うと、最終的な僕の要求が通りました！

とりあえずは納得できる金額になったので、良かったです。

で、これまでの経緯を書いていきたいと思います。

前回はメールのやり取りでしたが、今回は消費者支援センターの方に間に入ってもらったので、すべて電話でのやりとりとなりました。

日付はメモしてなかったので、だいたいの流れで。

消費支援センターの担当者へ状況の説明をしまして、センターからは、メールのやり取りなどを整理し書面にして記録郵便にて不動産業者へ郵送してくれ、とのこと。

この指示が８月３日の月曜日だったのですが、その日のうちに前回のブログに書いた時系列を書面にし、感情的でないように気をつけながらこちらの要望や相手の対応を付記しました。

翌日センターへこれをFAXし、内容を確認してもらったうえ、ワードで清書して水曜日に投函しました。

翌日には到着したようで、メールで代理人(センター担当者)の連絡先を教えてくれとのこと。

センター担当者は僕の代理人ではない(話を整理してもらうための第三者です)ので、これを断り、センターからの連絡を待つようメールしました。

開けて１０日の月曜日にセンターより不動産業者へ連絡がいき、不動産業者からの回答はさらに週明けの月曜日になりました。

そこでの不動産業者の言い分(伝えてくれたのはセンター担当者)と、僕の回答は以下。

■立退きについての代理人は無償でやっており、長期で続けられない。代理人が不在となったら、交渉していくのは難しくなり、賃貸契約更新することもできない。

⇛⇛不動産業者の都合は僕には関係ないし、代理人がいないなら直接大家に交渉する。

■大家側の正当事由を示し強制退去するのには法的根拠を示さないとならず、裁判と成れば時間もお金も掛かるので、その状況になるのは僕にとってメリットがないのでは？(大家としてはそこまでやる覚悟があるよ、ってことだと思われる)

⇛⇛駆け引きを講じようとしてるのが見え見えなんだけど、そうなればそうするし、時間やお金の問題ではない。代理人の誠意が無かったことや、無碍に退去を促す大家の文面が気に入らない(退去まであまりに短期だ)のだから、このまま交渉は続けていく。

■老朽化していることは明らかで、次に大きな地震がきたら命の保証ができない。お金の問題もあるが、命の問題を考えてほしい。

⇛⇛当然。だからこそ、人の命を盾に自己都合を賃借人に押し付けるその態度が不愉快。

■大家もお金がないので、折れてほしい(これが本心だと思う)。

⇛⇛それは大家の都合。今回の立ち退きも大家の都合で僕には一切関係ない。お金がないと言うが、逆に僕にお金がある根拠はなにか。改めて言うが、論点がズレているし理由が卑怯。

■次に住む家との家賃差額(差額２万円✕残契約月数９ヶ月＝１８万円を請求)については、他の住民より安い家賃であり、環境を加味してもそうとうな得をしているはずなので、他の住民と同じ立退き料でも僕の方が優遇されている(公平性に欠けると言っていた模様)。

⇛⇛僕は無理に家賃を下げるよう要求した覚えもないし、住み始める前にリノベーションも依頼していない。契約時に示された家賃に納得し契約しており、他の人より得しているというのは論点がおかしい。僕が請求しているのは契約期間満了まで僕が得るであろう利益(この場合、転居先との家賃差額は将来僕が得て当然の利益だから、そちらの都合でそれを奪うのはおかしいでしょ？ってこと)を補償するよう請求したもの。他の住民と比較して利益を得ているというのは、根拠にならない。

というようなことを、センター担当者に伝えていただくようお願いしました。

間に入るって大変だなぁって改めて思いました。

センター担当者の方、ご迷惑をお掛けしました。

ありがとうございました！

その後、不動産業者と大家とでやり取りがあり、本日、了承の回答があったわけです(長くなってすみません)。

今回の立退き料は、転居先の契約料や迷惑料として３０万円＋引越し費用(不動産業者が引越し屋さんに直接振り込むため、金額は不明)。

およそ、４０万円です。

「もっとふんだくってやれば良かったのに！」と会社の同僚には言われましたが、計算では損してないので、これで満足です。

それより、この交渉で心身を疲弊する方が損です。

ある意味、離婚協議のときのような疲労感(笑)

必要なものが補償されたのだし、充分ですよ！

おそらく皆さんは、立ち退きを経験することはないでしょうけど、なにかの参考になれば。

相談は受け付けません(当然か)。

アデュー！